ワインのエビナ

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#092 V2010 Carmes de Rieussec, Sauternes <カルム・ド・リューセック、ソーテルヌ> ¥6,000

#092 V2010 Carmes de Rieussec, Sauternes <カルム・ド・リューセック、ソーテルヌ> ¥6,000

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生産者:Ch. Rieussec <シャトー・リューセック>

Domaine Baron de Rothschild <ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト>

ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)

産地:フランス、ボルドー地方

葡萄品種:92% Semillon <セミヨン>, 5% Sauvignon Blanc <ソーヴィニヨン・ブラン>, 3% Muscadelle <ミュスカデル>

格付:AOC Sauternes <ソーテルヌ>

カルム・ド・リューセック | ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)

※貴腐ワインの銘醸地ソーテルヌの格付け第1級シャトー・リューセックのセカンドワイン。ベースはグラン・ヴァンと全く同じ造りの精選ワインです。柑橘系果実の香りを主体とした、馥郁たるアロマ表現がこのワイン独自の特性です。カルム・ド・リューセックの名称は、18世紀にリューセックの所有権を有していた、現ランゴン市のカルメル会修道院の僧侶たちに由来します。

※2010年ヴィンテージには2009年との「親族関係」が感じられます。ブドウ栽培の年始は複雑で、降水量も多く、畑の管理は6月中旬まで実に困難を極めました。その後、7月、8月、9月は極めて乾燥傾向(平均20ミリメートル)で、それでも気温を見てみると日中は最適温度、夜間は冷涼。結果、理想的条件のもとで、ゆっくりと完璧な果実成熟が得られています。

※テイスティング・コメント(ボトリング時):既に明るい金色の見事な外観。砂糖漬けのトロピカルフルーツを思わせるアロマが、使用品種のまず最大の特長です。味わいには頑強さと十分な濃さがあり、その後ゆっくりとハチミツを思わせる柔らかいノートが広がります。

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(出典:フランスAOCワイン事典 [ 佐藤秀良 ]