#106 V2011 Alsace Riesling Reserve, Trimbach <アルザス・リースリング・レゼルヴ、トリンバック> ¥3,300
生産者:Trimbach <トリンバック>
Grands Vins d'Alsace depuis 1626 - Maison Trimbach - Ribeauvillé - Alsace - France
産地:フランス、アルザス地方
葡萄品種:100% Riesling <リースリング>
格付:AOP Alsace <アルザス>
※自社畑の古木の葡萄から造られる、ワンランク上の味わいを持つアルザス・リースリング。樹齢40年近いブドウは根を地中深く伸ばしている為、複雑みと骨格のあるワインとなっています。リースリングの果実の香りにミネラルのヒントが感じられます。熟した果実のフレーバー、バランスの良い酸味が美しく、余韻が長いワインです。今でも充分に楽しめますが、10〜15年はゆうに熟成することが可能です。アルザスのリースリングとして当店でまずお薦めするのが、このワインです! (^_^)
※フランスワインの銘醸地のひとつ、アルザスを代表するワイン生産者、F.E.トリンバック社は、1626年創業という長い歴史を持つワイナリーで、代々トリンバック家によって経営されています。フレデリック・エミールの造ったワインが1898年にブリュッセルで行われた国際ワインコンクールで最高賞を獲得し、社業を大きく発展させました。同社最高峰のワインに「リースリング クロ・サンテューヌ」というグランクリュの白ワインがありますが、同社が200年以上前から単独所有する、アルザスのロマネ・コンティと呼ばれるわずか1.67haの畑から、年間数千本しか生産されません。イギリスのワイン評論家、クライヴ・コーツは、「世界で最高のリースリング」と評しているほどです。
※トリンバック家は、13代にわたって、辛口のワインを造り続けてきました。特にリースリングの醸造においては、ブドウが持つ純粋な果実のアロマや味わい、ミネラル感をワインに映し出すため、オークの小樽を使用せず、ステンレスタンクと昔ながらの大樽を使用しています。また瓶熟成が品質を磨き上げると考え、収穫の翌春にはボトリングを行います。非常に構成のしっかりした長期熟成型のワインは、果実味とエレガントさ、完璧なバランスを兼ね備えた、トリンバック・スタイルのワインといえるものです。
※アルザスワインは年々甘口になる傾向がありますが、トリンバック社は「食事とともに楽しめるワイン」を造るというポリシーから、常に辛口でエレガントな味わいにこだわっています。その品質は高く評価されており、フランスのミシュラン3つ星レストラン全27店(2014年2月現在)にオンリストされている唯一のアルザスワインです。
※2009年に行われたノーベル平和賞のディナーでサーブされたワインの1つが同社のフラッグシップワイン「リースリング・キュヴェ・フレデリック・エミール 2004」でした。また最近では、「リースリング・セレクション・ド・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2009」が、2013年6月に行われたスウェーデン王室マデレーン王女の結婚披露宴の際にサーブされました。これらのワインは同社のワインメーカー、ピエール・トリンバックによって造られています。彼は、世界的なワイン雑誌「デカンタ」誌が選ぶ「世界のトップ10白ワインメーカー」の1人にも選ばれている実力の持ち主です。