ワインのエビナ

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『2018収穫情報その5☆ボジョレワイン委員会その4:2018年10月9日』

ボジョレワイン委員会プレスリリース(2018年10月9日付)より

“しっかりとして味わい深く、同時になめらかで複雑。”

収穫が終わるとすぐに、ボジョレでは北から南へ、そしてカーヴからカーヴへと、熱狂と称賛の声が駆け巡りました。2018年ヴィンテージは、2017年、2015年、2009年と並び、珠玉のヴ ィンテージとして歴史に刻まれるでしょう。

成熟の条件は理想的なものでした。天候面でもまったく問題なく、日照と暑さに恵まれ、果実はゆっくりと順調に熟してゆき、また春に蓄えられた水分を引き出すことで、ぶどう樹は全般的に乾燥に苦しむことはありませんでした。

収穫されたぶどうは素晴らしい衛生状態です。収穫が開始されるまで良い状態を保っており、9 月の暑さと日照の恩恵を最大限に享受した生産者たちは、健全で糖分が高く、よく凝縮したぶどうを収穫することができました。

カーヴで試飲された最初のワインは、このヴィンテージの高いポテンシャルを示しています。「早熟のヴィンテージの良いところを備えており、不安な面はありません」と、Sicarex(ボジ ョレのぶどう栽培・醸造研究所)のディレクター、Bertrand Chatelet(ベルトラン・シャトレ)氏はコメントしています。

「ビロードのような口当たりです。ワインは、長い浸漬により色とストラクチュアが抽出されています。円みがあって絹のようですが、オイリーで凝縮しています。タンニンは繊細でエレガントです。」

カーヴでの最初の試飲の後に印象を話した2000年のMOF(国家最優秀職人賞)ソムリエであるArnaud Chambost(アルノー・シャンボスト)氏も、同様の見解を述べています。「色は赤く染まり、濃密で、フクシアの赤紫色がかっています。果肉のある黒い果実、花(ボタン、ライラッ ク)のアロマに加え、わずかにスパイスや甘草のニュアンスも感じられます。味わいには、深み、複雑さ、エレガンス、味わい深さが融合しています。タンニンは口中を心地よく覆い、味わいの長さをもたらしています。ワインはテロワールを映し出しており、それは土壌や斜面の向きという要素だけでなく、ガメイという品種の個性も最適な条件の中で引き出されています。」

11月15 日(木)は、「これほどに待ち望まれ、前もって祝福された」と異口同音に表現されているヴィンテージの、最初の証となるボジョレ・ヌーヴォーを味わう機会となります。

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