ワインのエビナ

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『2018収穫情報その3☆ボジョレワイン委員会その2:2018年8月22日』

ボジョレワイン委員会プレスリリース(2018年8月22日付)より

“理想的な条件の下、すばらしいヴィンテージへの期待高まる。”

ボジョレでは、ぶどうの生育サイクルが目覚ましい進行を見せています。春以降、素晴らしい天候条件に恵まれたおかげで、現在影響が出始めている乾燥にも関わらず、ボジョレのガメイとシャルドネは模範的とも言える衛生状態を示しています。激しい雷雨もなく(南部では一部懸念されるも影響なし)、 病害もなく、防除処理も少なく済み、今年、HVE(環境価値重視)認証取得への取り組みを開始した多くの生産者にとっても、励みとなる1年です。

ぶどうは平均して、2017年よりも2日早い7月23日から色づきが始まりました。現地で収集された初期データより、ボジョレ地区全体において例年並の収穫量が予想されます。全ての生産者において、平均的に収穫が得られるのは近年では稀なことです。

品質面では、現在のところ、全体として今年のヴィンテージは、収穫時期やフェノール類の凝縮度において、2009年、2011年、2015年、2017年と同じ傾向が見られています。ボジョレワインの新たな戦略が立ち上げられた今年、この素晴らしいヴィンテージの到来はまさにうってつけのタイミングと言えます。

一方で、現在のところ優れたヴィンテージと予測される2018 年ヴィンテージですが、「ぶどう果汁は 8月に作られる」という慎重な先達の言葉にしたがって引き続き注意深く見守る必要があります。

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