ボジョレワイン委員会プレスリリース(2018年7月7日付)より
“ぶどう樹は完璧な衛生状態で、健全に生長。”
1月以降、ボジョレ地区は完璧に近い天候条件に恵まれています。太陽が降り注ぎ、降雨量も理想的です。輝く太陽の下で、ぶどう樹の成長サイクルにおける様々な局面が問題なく進行しました。
開花は完璧に進みました。開花フェーズは短期間で(平均10日のところ6日)、6月3日には終了し、2017年よりも3 日短い開花期間となりました。
6月は暑く日照にも恵まれ、果粒の肥大は2011年と同様、平均して6月27日頃に完了しました。 現在(7月初旬)は、色づきの最初の兆候が最も生長の早い区画で見らています。
このように、生長の進行を図る指標となるいくつかの日付から、今年は早熟なヴィンテージで、収穫は 9月の最初の数日となることが見込まれます。
ぶどうをざっと見て回っただけでも、ぶどう樹の素晴らしさや、畑の生成状態の申し分なさに疑問の 余地はありません。春に定期的に雨が降ったおかげで葉は青々として活発で、果実はしっかりと成熟するでしょう。
現時点では、こうした理想的な条件のおかげで、生産者たちの新しいヴィンテージに対する態度は穏やかです。品質、数量ともに素晴らしいと見込まれるこのヴィンテージが不測の悪天候等によって損なわれることのないよう、関係者一同が願っています。