ワインのエビナ

京都御所南のワイン専門店 CAVE de EBINA のワインをほぼ毎日ご紹介!

『営業案内:9/1/木〜7/水』

9月に入り少し暑さもましになってきました。今週も皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!(^0^)

【9月】

1日(木)午前10時〜午後8時

2日(金)午前10時〜午後8時

3日(土)午前10時〜午後8時

4日(日)午前10時〜午後8時

5日(月)午前10時〜午後7時30分

6日(火)午前10時〜午後8時

7日(水)定休日

 ↓ 写真のワインは、今お薦めの南フランス産お手頃ワイン3本です!どれも2千円前後と気軽にお楽しみいただけるワインですので、まだまだ残暑が厳しいこの時期、ヴァカンス気分で是非一度、お試しください!(^_^)

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#135 V2009 Corbières Rouge, Ch. Saint Auriol <コルビエール・ルージュ、シャトー・サントリオル> ¥2,200

#135 V2009 Corbières Rouge, Ch. Saint Auriol <コルビエール・ルージュ、シャトー・サントリオル> ¥2,200

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生産者:Ch. Saint Auriol <シャトー・サントリオル>

Les Domaines Auriol

産地:フランス、ラングドック地方

葡萄品種:40% Syrah <シラー>、40% Grenache <グルナッシュ>、20% Carignan <カリニャン>

格付:AOP Corbieres <コルビエール>

※低温浸漬、フレンチオークにて熟成される。赤い果実とスパイスが心地よく融合し、エレガントでフレッシュで、タンニンもしっかりとして充実感がある。

※生産者であるシャトー・サントリオルは、コルビエールのラグラスに居する、当地で最も古いワイナリー。当主のクロード女史の父ジャン・ヴィアラードは、コルビエールのリボートの生産者組合長として、35年前にヨーロッパ初のオーガニック生産者組合を生んだ人物。

#134 V2013 Cassis Blanc, Clos Sainte-Madeleine <カシー・ブラン、クロ・サン・マグドレイヌ> ¥3,800

#134 V2013 Cassis Blanc, Clos Sainte-Madeleine <カシー・ブラン、クロ・サン・マグドレイヌ> ¥3,800

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生産者:Clos Sainte-Madeleine <クロ・サン・マグドレイヌ>

Clos Sainte Magdeleine, AOC Cassis, vins blancs et rosés, Provence.

産地:フランス、プロヴァンス地方

葡萄品種:45% Marsanne <マルサンヌ>、30% Ugni Blanc <ユニ・ブラン>、20% Clairette <クレレット>、5% Bourboulenc <ブールブーラン>

格付:AOP Cassis

※フレッシュでミネラルの風味が際立つカシの白ワイン。白い花、柑橘系の果実、蜂蜜のアロマに、ほんのりとアニスのニュアンス。アタックは爽やかで軽やかに感じられながら、中盤以降にボディの厚みと味わいの深みが増してくる。アフターに潮っぽいミネラル味。特にブイヤベースとの相性が抜群だと言われる、魚介類全般にぴったりの白ワイン。

※オーナーのザフィロプロ家は、当初はギリシャ産業に関心があったが、19世紀にマルセイユに落ち着き、以来4世代にわたって偉大な白ワインの生産に貢献してきた。現在は、フランソワ・サックと妻でザフィロプロ家の後継であるジョルジーナが取り仕切る。フランソワはパリ生まれだが、このワイナリーに従事して既に35年間。今では2人の息子ジョナサンとグレゴワールも参画し、ここの独自性を保ち続けている。

※地中海に突き出した岸壁にテラス状にある20ヘクタールの畑は、樹齢は15年から40年。カシの街を見下ろす位置にあり、山に囲まれ、海風が入り込んで来るという特別なミクロクリマ。畑は19世紀末には開墾され、1900年にパリで行われた万博で白ワインが金メダルを獲得した歴史もある。ザフィロプロ家がここを購入したのは1920年だが、この地でのブドウ栽培ははるか2500年もの昔、ギリシャ人がコロニーを設立した頃へ遡る。

※中世からフィロキセラ禍に苛まれるまでの間は、マルセイユの司教によってカシのワインは丹念に造られていた。
フィロキセラ後は、この村の畑はエミール・ボダンとクロ・サント・マグドレーヌの前オーナーであるジュール・サヴォンによって復活された。A0Cシステムが1936年に採用されるとすぐ、カシはすぐさま認可された。現在カシ全体で11の畑があり、合計215ヘクタールとなる。

※クロ・サント・マグドレーヌでは、有機栽培に取り組み「AB」(AGRICULTURE BIOLOGIQUE)から認可を受けている。収穫は手摘みで、果汁の温度を適切に保つため朝のみ行われる。除梗の後に圧搾され、タンクへ移す際にはドライアイスで酸化を防いでいる。発酵後14-18ヶ月間温度管理のできるタンクとコンクリートで貯蔵される。

#133 V2015 Cotes du Roussillon Rose, Ch.de Jau <コート・デュ・ルーション・ロゼ、シャトー・ド・ジョウ> ¥2,000

#133 V2015 Cotes du Roussillon Rose, Ch.de Jau <コート・デュ・ルーション・ロゼ、シャトー・ド・ジョウ>  ¥2,000

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Fiche - Chateau de Jau Rose

生産者:Ch.de Jau <シャトー・ド・ジョウ>

Château de Jau - vins du Roussillon - Espace art contemporain - Restaurant Grill - Boutique

産地:フランス、ラングドック・ルーション地方

葡萄品種:60% Syrah <シラー>, 40% Grenache <グルナッシュ>

格付:AOP Cotes du Roussillon

※除梗後に短い果皮の浸漬を行い低温発酵。サーモンピンクの色鮮やかな色調。デリケートでパリッとした辛口な味わいは豊かなミネラル感があり、プロヴァンス・ロゼを彷彿させるスタイル。

※生産者であるシャトー・ド・ジョウは、“大量の安ワイン”という先入感も残っていたルーション地方のワインのイメージを、そのテロワールのポテンシャルを引き出し見事に覆した革新的なドメーヌです。代々ルーション地方でワイン造りに関わって来ましたが、ドメーヌを始めたのは、かつてワインの仲買人をしていた現当主ドーレ夫人の祖父の代からです。

※ドーレ家は、ペルピニャンから北西に25kmほど入り込んだアグリー川左岸に位置し、その優れたテロワールに惚れ込んだ先代のベルナール氏が1974年にに購入。買収した当時は、敷地の殆どがガリグーと岩山だけしかない荒地だった土地を開拓し、ワイン造りに情熱を捧げ、ルーシヨン地方のテロワールのポテンシャルを引き出してきたパイオニア的存在です。現在は、ワイン造りと現代アートをこよなく愛する前当主ベルナール氏と、その娘で現当主、醸造家も兼ねるエステル夫人が運営にあたっています。

#132 NV Prima Perla Chardonnay Brut, Dm. Paul Mas<プリマ・ペルラ・シャルドネ・ブリュット、ドメーヌ・ポール・マス> ¥1,800

#132 NV Prima Perla Chardonnay Brut, Dm. Paul Mas<プリマ・ペルラ・シャルドネ・ブリュット、ドメーヌ・ポール・マス> ¥1,800

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生産者:Dm. de Martinolles<ドメーヌ・マルティノル> (Dm. Paul Mas<ドメーヌ・ポール・マス>)

Vins effervescents et cru Limoux « Domaine de Martinolles

葡萄品種:100% Chardonnay<シャルドネ>

産地:フランス、ラングドック&ルーション

格付:Vin Mousseux / Vin de France

※瓶内二次醗酵方式。熟成:瓶内熟成4ヶ月。 

※輝くイエロー。白い花やグレープフルーツといったフレッシュな果実のアロマ。力強くも繊細な泡立ちが楽しめるスパークリングワインです。 

※生産者に関する詳しい情報は、こちら!

『営業案内:8/11/木・祝〜17/水』

お盆期間も、当店は下記の通り、通常営業しております!皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!(^0^)

【8月】

11日(木・祝)午前10時〜午後8時

12日(金)午前10時〜午後8時

13日(土)午前10時〜午後8時

14日(日)午前10時〜午後8時

15日(月)午前10時〜午後7時30分(臨時)

16日(火)午前10時〜午後8時

17日(水)定休日

 ↓ 写真のワインは、お盆休みにお楽しみいただきたい、ちょっと美味しい白とロゼです!猛暑で少し疲れた心と体も癒やしてくれる滋味あふれる優しい味わい。この機会に是非一度、お試しください!(^_^)

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#131 V2013 Garciano, Azul y Garanza <ガルシアーノ、アスル・イ・ガランサ> ¥2,000

#131 V2013 Garciano, Azul  y Garanza <ガルシアーノ、アスル・イ・ガランサ> ¥2,000

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生産者:Azul  y Garanza <アスル・イ・ガランサ>

Azul y Garanza Wines - Carcastillo, Spain

葡萄品種:70% Garnacha<ガルナッチャ>, 30% Graciano<グラシアーノ>

産地:スペイン、エブロ

格付:DO Navarra

※醗酵:コンクリート・タンク。熟成:オーク樽熟成で10ヶ月(225L、300L、新樽比率25%) 。

※スペインの地ブドウ、ガルナッチャとグラシアーノによる2種類の果実のハーモニーが魅力。果実味のなかに端正な酸が光る、とても生き生きとした赤ワイン。

※生産者である『アスル・イ・ガランサ』の詳細はこちら!

『営業案内:7/28/木〜8/3/水』

【7月】

28日(木)午前10時〜午後8時

29日(金)午前10時〜午後8時

30日(土)午前10時〜午後8時

31日(日)午前10時〜午後4時(臨時)

【8月】

1日(月)午前10時〜午後7時30分(臨時)

2日(火)午前10時〜午後8時

3日(水)定休日

 ↓ 写真のワインは、8月のイチオシ、天才画家ダリが愛したスパークリングワイン『ペレラーダ・ブリュット・ロサード』です!奇しくも現在、京都では、京都市博物館と京都文化博物館で、ダリの絵画展と版画展が開催されています。この機会に是非、ダリの展覧会とカヴァをご体験ください!(^_^)

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ダリ展 | 京都市美術館 | 国立新美術館

ダリ版画展 −もうひとつの顔− | 京都府京都文化博物館

#130 V2013 Gomariz X Albarino, Coto de Gomariz <ゴマリス・エキス・アルバリーニョ、コト・デ・ゴマリス> ¥2,800

#130 V2013 Gomariz X Albarino, Coto de Gomariz <ゴマリス・エキス・アルバリーニョ、コト・デ・ゴマリス> ¥2,800

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生産者:Coto de Gomariz <コト・デ・ゴマリス>

http://www.cotodegomariz.com

葡萄品種:95% Albarino<アルバリーニョ>, 5% Treixadura<トレイシャドゥーラ>

産地:スペイン、ガリシア

格付:D.O. Ribeiro

※熟成:ステンレスタンクで5.5ヶ月。

※リベイロの開拓者とも言える生産者コト・デ・ゴマリスがシスト土壌の特別区画で造る、アロマティックかつミネラリーな上質の白ワインです。 

※生産の90%が地元で消費される為、スペイン国内でもよほどの目利きしか知らないガリシアの隠れた銘醸ワイナリー、『コト・デ・ゴマリス』。世界的に有名なワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソン氏をして、「このワインを見つけ出してくれたバイヤーに感謝!」と言わしめた区画限定のアルバリーニョ(このワインです!)をはじめ、地元品種に息吹を与えるワインで知る人ぞ知る存在です。

※ワイナリー名にもなっているゴマリスは古い教区の名前で、この地のワイン造りの歴史は古くは11世紀の記録に遡ります。畑のロケーション、土壌、栽培方法、設備、“何をとってもリベイロで最も素晴らしい”と謳われるこのワイナリーの歴史は、1970年代後半、恵まれたテロワールと消え行く地ブドウの価値にいち早く注目した先代に始まります。ゴマリスでは、ここでしか造れないワイン、土地の個性を表現したワイン造りを行っています。

※あのジャンシス・ロビンソンをして、「決して安くはないが非常に価値ある、忘れられない白」、「これを見つけ出してくれたバイヤーに感謝」といわしめた『ゴマリス・エキス・アルバリーニョ』。柑橘系果実の爽やかな香り、すっきりとしたコクのある旨味が特徴の辛口白ワインです。スペインワインの権威ある評価本として有名なギーア・ペニン誌2011年版では、91点&4ツ星を獲得しています。

#129 V2014 Verum Blanco, Bodegas Verum<ヴェルム・ブランコ、ボデガス・ヴェルム> ¥2,200

#129 V2014 Verum Blanco, Bodegas Verum<ヴェルム・ブランコ、ボデガス・ヴェルム> ¥2,200

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ヴェルム・ブランコ - Bodegas Verum

生産者:Bodegas Verum<ボデガス・ヴェルム>

ホーム - Bodegas Verum

葡萄品種:80% Sauvignon Blanc<ソーヴィニヨン・ブラン>、20% Gewurztraminer<ゲヴュルツトラミネール>

産地:スペイン、ラ・マンチャ

格付:Vino de la Tierra de Castilla

※熟成:フレンチオーク樽(340L)で12ヶ月。

※ソーヴィニヨン・ブラン、ゲヴェルツトラミネール。この二つのブドウ品種の独創的なアッサンブラージュは、常に驚きと注目を与えます。コールドマセレーションで果実のブドウ品種の香りを引き出し、シュール・リー熟成を経て豊かな味わいが生まれます。また、ブドウが成熟するプロセスの段階で水ストレスを与えることで、アロマが増加します。

※力強くハッキリとした香り。フローラルな印象を持った、パッションフルーツのアロマ。ミネラルとスパイスのニュアンスも絶妙に感じられ、バランスのとれた酸味、心地良い余韻が続く。

※生産者のボデガス・ヴェルムは、1961年にファミリー・ビジネスとして蒸留酒製造をスタートして世界的な成功を収めたロペス・モンテロ家が、2005年に設立した新進気鋭のワイナリー。ヴェルムはラテン語で「真実」という意味で、『大地やワイン造りをはじめ、全てに対して真実でありたい』という、同家が代々受け継いできた思いから名付けられました。

※ラ マンチャのトメジョッソの標高約400mの平原に200haの畑を擁しており、その表土から3m下の石灰岩が基盤岩となる土壌では、様々な品種のブドウが栽培されています。モスト・フロール(フリーラン果汁:ブドウを破砕してプレスする以前に自然に流れ出る果汁)のみ使用するワイン造りのこだわりは、同社ワインのクオリティーの高さの理由の一つです。また、今世紀初頭に厚い岩盤を掘り下げて作られた、高さ7m、総面積8000㎡の広大な地下セラーを備え、熟成や貯蔵にも最高の環境を整えています。

『営業案内:7/7/木〜13/水』

【7月】

7日(木)午前10時〜午後8時

8日(金)午前10時〜午後8時

9日(土)午前10時〜午後7時30分(臨時)

10日(日)午前10時〜午後8時

11日(月)午前10時〜午後7時30分(臨時)

12日(火)午前10時〜午後8時

13日(水)定休日

 ↓ 写真のワインは、この時期お薦めのスパークリング3本です!それぞれ、ブルゴーニュ、ロワール、アルザスとフランスを代表するワイン産地でシャンパーニュと同じ伝統的製法で丁寧に造られたも上質の味わい。お値段も3000円前後と、シャンパーニュに比べてお手頃です。週末のご家庭やホームパーティ、ちょっとした御礼やお土産に、是非一度お気軽にご利用ください!!(^0^)

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#128 V2012 Azumino Sauvignon Blanc, Suntory <安曇野ソーヴィニヨン・ブラン、サントリー> ¥3,500

#128 V2012 Azumino Sauvignon Blanc, Suntory <安曇野ソーヴィニヨン・ブラン、サントリー> ¥3,500

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生産者:Suntory <サントリー>

日本ワイン サントリー

産地:日本、長野県北安曇郡池田町

葡萄品種:100% Sauvignon Blanc <ソーヴィニヨン・ブラン>

※水はけが良好で雨が少ないため、ソーヴィニヨン・ブランの育成に最適な安曇野地区で、垣根栽培で育てた葡萄で造られています。

※レモン、グレープフルーツのような酸味をイメージする柑橘香に加え、ほのかなハーブ香が調和します。味わいには凝縮感があり、ほどよい酸味が広がります。

#127 V2013 Koshu Terroir Selection "IWAI", Katsunuma Jozo <甲州 テロワールセレクション “祝”、勝沼醸造> ¥2,500

#127 V2013 Koshu Terroir Selection "IWAI", Katsunuma Jozo <甲州 テロワールセレクション “祝”、勝沼醸造> ¥2,500

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生産者:Katsunuma Jozo <勝沼醸造>

勝沼醸造株式会社 - 甲州種ワイン造りに特化する

産地:日本、山梨県勝沼町

葡萄品種:100% Koshu <甲州>

※醗酵:ステンレス・タンク。熟成:ステンレス・タンク6ヶ月。

※甲州種ワイン造りに特化する勝沼醸造が、祝地区から収穫されたブドウのみで仕込む。シュール・リー製法で仕上げられ、白桃のようなアロマが特徴的な辛口白ワインです。

※生産者である勝沼醸造は、1937年創業。以来、勝沼のワイン産業振興に尽力し、1990年頃から高品質なワイン造りに注力。2003年にはフランスのワインコンクール、「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリーです。現在では日本古来のワイン用ブドウ品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。

※勝沼町は山梨県においてはほぼ中央、甲府盆地においては東部に位置し、内陸で盆地特有の気候に恵まれた日照時間が長い土地。勝沼町東部から南部にかけて天目・笹子・御坂といった山脈が連なり、西北部には日川をはじめとした複数の河川によって形成された扇状地が複合して存在しています。このように複合して存在している扇状地が、勝沼に複雑なテロワールをもたらしていると考えられます。土壌は火山からの灰や花崗閃緑岩、河川の堆積岩から形成されており、水はけが良く深い根を張るための通気性が良いなど、土壌条件としてもブドウ栽培に適した産地といえます。また湿気が多い日本としては降水量が少なく、昼と夜の気温の落差も大きいためブドウ産地として適しています。

※“祝”の葡萄が収穫される地区は、火山灰質土壌。主に上岩崎を中心とした区画から造られます。標高は400m前後。黄色がかった富士山の火山灰、そして栄養分に貧しい土で形成されています。7〜8人ほどの農家で栽培されています。柑橘系のフルーツよりも、白桃などの糖度が高いフルーツの香りが特徴的。口の中にほのかな苦味を感じ、これが和食の旨味とマッチする要素といえます。

『営業案内:6/23/木〜29/水』

【6月】

23日(木)午前10時〜午後8時

24日(金)午前10時〜午後6時30分(臨時)

25日(土)午前10時〜午後8時

26日(日)午前10時〜午後8時

27日(月)午前10時〜午後7時30分(臨時)

28日(火)午前10時〜午後6時30分(臨時)

29日(水)定休日

 ↓ 写真のワインは、この時期お薦めの白ワイン4本です!どれも、フルーティで飲みやすい辛口白ワインで、お値段も2000円までとお手頃です。これからの時期の家飲みワインとして、是非一度お試しください!!(^0^)

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#126 V2013 Saumur Cuvee Vent du Nord, Dm. des Guyons <ソーミュール・キュヴェ・ヴァン・デュ・ノール、ドメーヌ・デ・ギュイヨン> ¥1,900

#126 V2013 Saumur Cuvee Vent du Nord, Dm. des Guyons <ソーミュール・キュヴェ・ヴァン・デュ・ノール、ドメーヌ・デ・ギュイヨン> ¥1,900

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生産者:Dm. des Guyons <ドメーヌ・デ・ギュイヨン>

DOMAINES LANDRON (Dm. de la Louvetrie)

産地:フランス、ロワール地方

葡萄品種:100% Chenin Blanc <シュナン・ブラン>

格付: AOP Saumur <ソーミュール>

※化学物質は極力使わないことをポリシーとするソミュールの生産者。白桃やマスカットを想わせるまろやかな果実の風味としっかりとしたミネラル感のある爽快な白ワインです。 

※熟成:セメント・タンク4ヶ月。

※生産者であるドメーヌ・デ・ギュイヨンは、ソミュールの南東、ル・ピュイ・ノートル・ダムに位置します。人口1000人の小さな町に住むのはほとんどがワインの生産者。オーナーのフランク・ビモン氏は、1995年に父からドメーヌを受け継ぎ、現在は妻と2人でワイン造りをしています。地下のカーヴで熟成させたあと瓶詰めし、温度12度、湿度は80%と、保管には最適の「ギャラリー」と呼ばれる5キロにおよぶ地下道で出荷を待ちます。ここはまるで迷路のようで、昼間でも本当に真っ暗。ビモン氏が懐中電灯も点けずに歩き回り、どこに何が何ケースあるか把握しているのには驚かされます。自分たちのことを「自然派」とは絶対に言いませんが、自然を尊重し、出来る限り化学物質は使用しない、というポリシーでワインを造っています。