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ほぼ日刊エビナのワイン(ほぼエビ)

京都御所南のワイン専門店 CAVE de EBINA のワインをほぼ毎日ご紹介!

#070 V2004 Cotes du Rhone Carte Marron, Dm. Mazurd <コート・デュ・ローヌ・カルト・マロン、ドメーヌ・マズール> ¥2,500

2000円台 Rhone 【赤】

#070 V2004 Cotes du Rhone Carte Marron, Dm. Mazurd <コート・デュ・ローヌ・カルト・マロン、ドメーヌ・マズール> ¥2,500

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生産者:Dm. Mazurd <ドメーヌ・マズール>

Winery in the Rhone Valley - Rasteau - Mazurd Domain

葡萄品種:Grenache <グルナッシュ>, Carignan <カリニャン>, Cinsault <サンソー>

格付:AOP Cotes du Rhone

※蔵元のセラーにて10年以上熟成させた、蔵出しの飲み頃ワインです。ドライフルーツの風味や熟成によるカラメルの様な甘みを伴った果実味、滑らかな口当たりが魅力です。ローヌ・ワインの熟成感を十分に楽しめる希少なヴィンテージワインです。

※16世紀より代々コート・デュ・ローヌ地区でワインを造り続けているマズール家。現在では、150ヘクタールもの自社畑を所有する由緒ある蔵元です。代々続く蔵元だけあって、樹齢100年以上の葡萄の木が植えられている畑や、丘の上に広がる日当たりの素晴らしい斜面に畑を所有しています。

※伝統的な醸造法を継承しながら造られるワインは、その生き生きとしたパワフルな生命力に驚かされます。オーナーのマズール氏が言うには、ワイン醸造においては葡萄の品質が一番大事で、後はその葡萄本来が持つポテンシャルを最大限にワインに浸透させることが必要と力説します。彼は、良く出来た年のワインを長期間タンクや樽で寝かせて熟成させています。彼の造るワインの真価は、その長期熟成が可能である上に素晴らしい状態に変貌することです。

※マズール家のワインは、フランス国内ではレストランや専門店のみに販売しており、欧米のワイン専門家や有名評論家が目を付けて接触して来ますが、彼の性格がそういった投機的なビジネスマンたちを受け付けることなく門前払いしてしまうことも、彼の魅力かもしれません。

※ローヌ地方の南に位置するワイナリーは石造りの古い醸造所で、大樽やタンクに収穫年から10年以上経ったヴィンテージワインを保存しています。そのワインは開けた瞬間は、それほど熟成されたというニュアンスが無いのですが、30分、1時間と経つにつれて甘い香りがグラスに充満してきて、酸味がまろやかに渋味も溶けるような柔らかさに変化して来ます。何故こんなに華やかに変化する熟成ワインが造れるのかと聞いたところ、『それは代々からの秘伝の醸造方法さ!』と一笑していました。

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(出典:フランスAOCワイン事典 [ 佐藤秀良 ]