ワインのエビナ

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#146 V2010 La Montesa, Palacios Remondo <ラ・モンテサ、パラシオス・レモンド> ¥3,500

#146 V2010 La Montesa, Palacios Remondo <ラ・モンテサ、パラシオス・レモンド> ¥3,500

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生産者:Palacios Remondo <パラシオス・レモンド>

産地:スペイン、リオハ地方

葡萄品種:Garnacha <ガルナッチャ>、Tempranillo <テンプラニーリョ>、Mazuelo <マズエロ>

格付:DO Rioja <リオハ>

※世界的に高い評価を受けている「レルミタ」で有名な、「プリオラートの4人組」の一人、アルバロ パラシオスが、実家であるリオハのボデガで指揮をとる「パラシオス レモンド」のビオワイン。ラ・モンテサは小石で表土を覆われたモンテサ畑のブドウをつかったワイン。リオハにおいてアルバロ氏が最も思い入れを持つワインです。

※小石で表土を覆われたモンテサ畑のブドウを手摘み収穫し、ステンレスタンクでポンピングオーバーしながら発酵。マロラクティック発酵の後、フレンチオーク樽とアメリカンオーク樽(新樽比率20%)で約12ヶ月間熟成、フィルターせずに瓶詰めします。果実の凝縮感のあるアロマティックな味わいに、きれいな酸味がバランス感を与えています。果実味と樽熟のバランスは絶妙です。

※パラシオス家は150年前からこの地でブドウ栽培・ワイン造りを行っており、1945年ホセ パラシオス レモンド氏がエレンシア・レモンドとしてワイナリーを創業しました。2000年にホセ氏が亡くなり、その息子であり当時プリオラートでアルバロ・パラシオスを創業し世界的に注目を集めていた、アルバロ氏が家業を継ぎ、パラシオス・レモンドと名を変え、ワイナリーを引き継ぎました。伝統ある生産者として自身の経験と熱い情熱を持って、ワイン醸造や畑作業を見直し、ワイナリー改革を実現しています。

※年間降雨量は350mmと少なく、夏は暑く冬は寒い大陸性の気候である。リオハ・バハ地区のイェルガ山中腹に約100haのブドウ畑を所有。土壌は、石混じりの粘土質が主体で、表面には直径10cm近くある石がゴロゴロと転がり、この石が表面を覆うことにより冬の寒い時期には温度を、夏の乾燥期には湿度を保っています。畑は風通しが良く夜の気温が低くなる北向き斜面を中心にし、夏の酷暑を耐えられるように低く剪定するなどして、フレッシュさを出せるような工夫がされています。畑はビオロジック農法(一部ビオディナミ)を実施しています。グリーンハーベスト、徹底した選果を行い、収量はかなり低く抑えられています。