ワインのエビナ

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#127 V2013 Koshu Terroir Selection "IWAI", Katsunuma Jozo <甲州 テロワールセレクション “祝”、勝沼醸造> ¥2,500

#127 V2013 Koshu Terroir Selection "IWAI", Katsunuma Jozo <甲州 テロワールセレクション “祝”、勝沼醸造> ¥2,500

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生産者:Katsunuma Jozo <勝沼醸造>

勝沼醸造株式会社 - 甲州種ワイン造りに特化する

産地:日本、山梨県勝沼町

葡萄品種:100% Koshu <甲州>

※醗酵:ステンレス・タンク。熟成:ステンレス・タンク6ヶ月。

※甲州種ワイン造りに特化する勝沼醸造が、祝地区から収穫されたブドウのみで仕込む。シュール・リー製法で仕上げられ、白桃のようなアロマが特徴的な辛口白ワインです。

※生産者である勝沼醸造は、1937年創業。以来、勝沼のワイン産業振興に尽力し、1990年頃から高品質なワイン造りに注力。2003年にはフランスのワインコンクール、「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリーです。現在では日本古来のワイン用ブドウ品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。

※勝沼町は山梨県においてはほぼ中央、甲府盆地においては東部に位置し、内陸で盆地特有の気候に恵まれた日照時間が長い土地。勝沼町東部から南部にかけて天目・笹子・御坂といった山脈が連なり、西北部には日川をはじめとした複数の河川によって形成された扇状地が複合して存在しています。このように複合して存在している扇状地が、勝沼に複雑なテロワールをもたらしていると考えられます。土壌は火山からの灰や花崗閃緑岩、河川の堆積岩から形成されており、水はけが良く深い根を張るための通気性が良いなど、土壌条件としてもブドウ栽培に適した産地といえます。また湿気が多い日本としては降水量が少なく、昼と夜の気温の落差も大きいためブドウ産地として適しています。

※“祝”の葡萄が収穫される地区は、火山灰質土壌。主に上岩崎を中心とした区画から造られます。標高は400m前後。黄色がかった富士山の火山灰、そして栄養分に貧しい土で形成されています。7〜8人ほどの農家で栽培されています。柑橘系のフルーツよりも、白桃などの糖度が高いフルーツの香りが特徴的。口の中にほのかな苦味を感じ、これが和食の旨味とマッチする要素といえます。