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ほぼ日刊エビナのワイン(ほぼエビ)

京都御所南のワイン専門店 CAVE de EBINA のワインをほぼ毎日ご紹介!

#145 V2012 Ritme, Acustica Celler <リトメ、アクスティック・セリェール> ¥3,000

#145 V2012 Ritme, Acustic Celler <リトメ、アクスティック・セリェール> ¥3,000

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生産者:Acustic Celler <アクスティック・セリェール>

https://www.facebook.com/acusticceller/

産地:スペイン、カタルーニャ地方

葡萄品種:70% Carinena <カリニェナ>、30% Garnacha <ガルナッチャ>

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格付: DO Montsant  <モンサン>

※プリオラートの類い稀な古木が醸し出す、フルボディながらもやわらかな果実味が魅力の赤ワインです。リトメはリズムの意味で土地のリズムを表しています。 

※醗酵:ステンレス・タンク、ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵。熟成:オーク樽熟成8ヶ月(225L、フレンチオーク、新樽は使用せず。) 。

※『ペニンガイド 2015』 91点、『ギーダ・プロエンサ2015』91点。

※生産者であるアクスティック・セリェールのオーナー醸造家は、ペネデスの名門ボデガス・ジャネ・ベントゥーラの次男として生まれたアルベール・ジャネ氏。実家のワイナリーは兄が継いだため、自らのワイン造りをするために模索していた時に、1932年に植えられた古いガルナッチャの畑に出会います。樹齢70年を超える古木のたたずまいに強くインスピレーションを感じたジャネ氏は即座に畑を購入し、2003年に自らワイナリーを立ち上げました。

※この時から、地域の品種が残る古い畑を探すことに没頭し、ガルナッチャやカリニェナなどの畑を少しづつ購入しながら、自分にしかできないワイン造りを追及してきたことで、今では「スペインワインの新潮流」として注目を集めています。「余裕のあるお金ができたらセラーではなく畑に使う」というジャネ氏の言葉が、ワイン造りの姿勢を伝えています。

※地ブドウに対する昔の素晴らしい栽培家たちの知恵を活用し、ただ「おいしい」というだけでなく、モンサンやプリオラートという「地域のワイン」を造ることを目指しています。『私のワインは「アコースティック」だと表現できるでしょう。栽培や醸造にあまり手を加えることなく、純粋にブドウ本来の魅力を引き出すことが大切です。こうした手法はグロバリゼーションへの挑戦とも言えますが、私は世界のどこでも飲めるワインではなく、土地の魂と個性を備えたワインを造りたいのです。古い畑はこうしたワイン造りには欠かせません。土地に長く根づいた木は非常に奥深い魅力を放つ大地の威厳そのものです。フィネスと個性、エレガンスを備えた果実には魂が宿っているかのように思われます。』

※良いワインを造るには、まずは畑を選ぶことが大切です。少なくとも樹齢30から40年になる畑で、かつ、いまだ活力と強さを備えわずかな果実しかつけない、こうした畑が私には必要です。ひとつの木になる果実はわずかですが、このような畑からは個性と表現力に溢れたブドウが収穫できるのです。過酷な環境はまた、病害虫を寄せ付けず農薬などを使わずに、自然を尊重した栽培を可能にします。

※ブドウは完璧に成熟したタイミングを見極めて収穫することが大切です。このときタンニンの成熟も非常に重要です。収穫はすべて手摘みで、収穫に用いる箱も200kgと小さいものを使用しブドウを傷つけないように注意します。ブドウは収穫する際にも房選りしますが、さらに除梗機にかける前にも再び選別をかけて、本当に良いものだけを選び抜くようにしています。

※果皮がついたまま約15日間、長めのマセラシオンをし、その間、毎日ピジャージュをします。圧搾には小さな木製の垂直式圧搾機を使います。圧搾の後は、地下の古いオーク樽で澱とともにマロラクティック醗酵。熟成にはフレンチオークを使いますが、新樽は一切使用しません。