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ほぼ日刊エビナのワイン(ほぼエビ)

京都御所南のワイン専門店 CAVE de EBINA のワインをほぼ毎日ご紹介!

#034 鶴の声 大吟醸, 佐々木酒造 ¥2,500 (720ml)

#034 鶴の声 大吟醸, 佐々木酒造 ¥2,500 (720ml)

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醸造元:佐々木酒造(京都、洛中)

http://jurakudai.com

産地:京都

※当店限定販売の大吟醸酒。香り芳しく、淡麗にして、気品ある味わいの大吟醸です。

■佐々木酒造

※明治26年、初代佐々木次郎吉が現在の地に創立。

※もともとこの京都上京の地は、関白秀吉の邸宅であった<聚楽第>のあった場所であり、「出水」という地名が残っているように、良質の地下水に恵まれたところ。その聚楽第跡にて千利休が茶の湯にも使ったといわれる「金明水・銀明水」を仕込み水とし、全ての酒を京都・洛中伝承の手造りの技法にて醸し続ける。

※蔵の方針として、米の旨みを大切に、濾過・脱色等の処理を差し控え、自然のままの清酒を出荷することを心がける。

■洛中伝承

※天正19年(1591)、関白秀吉は荒廃後の京の新しい町づくりに着手し、京の町全体を囲むように、御土居といわれる土塁の壁を作った。そして、御土居の内側が洛中、外側は洛外と区分けし、数カ所の関所を設けて洛外から入ってくる者を検分した。京都の町中で「荒神口」「粟田口」「丹波口」など、「口」のつく地名は関所のあった名残で、それらを繋ぎあわせた円でかつての洛中の規模が確認できる。

※その洛中の中でも上京は地下水の良さから水が命である茶室や酒蔵が密集していたが、生産高が増えるにつれ、東への運搬上の利便さで洛外の伏見に移り、次第に企業化していった。

※「洛中伝承」とは、洛中における酒造りの伝統を守り続ける蔵元の創業以来の精神を凝縮したものである。今や洛中において酒蔵を営む蔵元はわずかに一軒のみとなった。蔵元では、この洛中での酒造りの伝統を、今後ともひたむきに継承していきたいと考えている。

■余談

※蔵元の佐々木酒造は、最近テレビドラマで活躍中の俳優、佐々木蔵之助氏のご実家でもあります。